- 平野部の表層付近は主に砂および粘性土で形成されており、砂層の場合は液状化の検討、粘性土層の場合は不同沈下などの検討を行う必要があります。山地においても、表層付近の風化による斜面崩壊の危険性の検討を行う必要があります。
- これらの検討に先立って、調査ボーリングで地下の状態を調べます。調査目的に応じて、ボーリング口径やコアボーリング、ノンコアボーリングなどを選択できます。
- N値を測定するだけであればノンコアボーリングで十分ですが、地盤の性状などを詳しく調べたい場合には、費用や時間はかかりますがコアボーリングを実施すれば、写真のように地層を目視で確認できるコア箱を納品できます。